母の口から、姑さん、私のおばあちゃんの愚痴は一度も聞いたことがありません。
私も結婚をして、姑さんという存在ができてわかりましたが、それはすごいことだと思います。
どんなに良い姑さんでも、多少なりとも、
愚痴くらいは出るはず。
祖父が意地悪でしたので、その苦労は私も子供の頃から見て来ましたが、
母は「 おばあちゃんが良い人だったから 」って言っていました。
私が中学生くらいの頃だったでしょうか、
私もよく知らない、母も滅多に会わないと言うより、ずっと付き合っていない母の友達が突然、訪ねて来たことがありました。
あとから、わかったんですが、お金を借りに来たらしくて、母は3万円貸したと言っていました。
そんな、連絡も取り合ってないような人に貸して大丈夫なの?って私が言ったら、
あげたつもりで渡したから。と母。
案の定、その方は未だに返しに来ていません。
当時は祖母がまだ、家計のやり繰りをしていたので、母は毎月のわずかなお小遣いしか持っていなかったのに。
母は、お金を自分のために使うことが、ほとんどありません。
元々、オシャレにも興味がなかった母なので、
自分の服やバッグを買ったのを見たことがありません。
私が小さい頃も、祖母が買ってきた服を着てたんだと思います。
祖母は買い物好きで、しょっちゅうデパートに行ってたし、安いと言っては、家族の服をよく買ってきてましたから。
いまだに母は、自分の物を買うことがないので、服はほとんど私が買ってあげたのを着ています。
自分のためにお金を使わないのに、人には貸してしまうという人の良さが心配でしたが、
やっぱり何年か前にも親戚にお金を貸してました。
頼まれれば保険に入ったりということも。
断れない性格と言うよりは、
助けてあげたい気持ちと、あげるつもりで
貸したようです。
私が結婚してから、当然のように、大晦日は主人の実家で過ごして来ました。
私の両親は、2人で寂しく新しい歳を迎えています。
そろそろ、一年毎にお互いの実家にしようかなと考えてるけど、というか、もっと早くにそうすればよかった。。。
母に言うと、うちはいいから、主人の実家に行ってあげて。と言います。
本当は一緒に過ごしたいはずなのに。
次女を出産した年だけ、大晦日を実家で過ごしました。クリスマスに生まれたので。
その時に母が、
まさか孫たちと一緒に過ごせるなんて!
と喜んでいたのを強く覚えているので、
それを思うと、なんだか切なくなります。
今年はどうしようかと思案中です。
たま〜に食べたくなる菓子パンです(╹◡╹)